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災害時の車中泊に注意!〈エコノミークラス症候群〉

今回の熊本地震、「震災関連死」が問題となりました。その中でも特に関心の高かった「エコノミークラス症候群」。2004年の中越地震は二週間で11人、熊本地震ではたった二日で10人がエコノミークラス症候群を発症しています。

エコノミークラス症候群とは、食べ物や飲み物をしっかり摂取せず、車など狭い座席に長時間座ったままで足を動かさずに血行不良が起こってしまい、血の塊ができることで肺などの血管を詰まらせ、最悪の場合死に至るというものです。

山口でもいつ災害が起きるか分かりません。災害で助かった命をその後の些細な事で失ってほしくありません。「エコノミークラス症候群」を防ぐために、車内など狭い場所でもできる体操をご紹介します。

①足を高く上げ、アキレス腱から膝裏までなぞるように擦る

②足の指を開いたり閉じたりする

③膝を真っ直ぐ完全に伸ばしきる

④足首と指を前と後ろに思い切り曲げる

⑤ふくらはぎを左右に揺らす

⑥動かせる範囲で上半身も軽い運動を行う

また、弾性ストッキングを履くのも効果的ですので、車中に家族分常備しておくとよいでしょう。

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