骨格美人はぶち楽ちん〈頸部と体幹編〉 ~序章[2]激痛の果てに⑤~

⑤ 施術院は一歩立ち止まって選んで

 

 私が現在コツコツと業を成している六麟館には、色々な理由で痛みを伴った方達の駆け込み寺のようなところがあります。理由はそれぞれですが、なかには私と同じような理由で痛みを悪化させて駆け込まれる方もいます。つまり、施術者は細心の注意が必要だと言うことです。

 

 別に施術者を責めているのではなく「慎重に施術を行いましょう。」と言いたいのです。

 

 私のように、施術で障害を負うと一生の問題になることがあります。施術を受ける側もやめてほしい手技が前もってわかっていればはっきりと「止めて下さい」と言える勇気は必要かもしれませんが、なかなか前もって分かる人は少ないでしょう。友人や信頼のおける人に「ここが良いから行ってみたら?」と言われても一歩立ち止まって、どのような施術院なのかしっかり聞いたり、調べたりしてから行くべきだと強く思います。人を信じるのは素晴らしいことですが、すぐに鵜呑みにしてはいけないこともあります。

 

 私もすぐに人を信じてしまい、皆良い人だと思い込んでしまうタイプです。それにより色々な勘違いが生み出され、失敗して初めて気付くのですが、その性格の傾向により何回か繰り返してしまうこともしばしばあります。人をすぐ信じてしまう人が周囲にいる場合、周りの人がそれを見抜いて声掛けをしてあげなければなりません。

 

 社会人になったばかりの頃に起こったことで、最近おかしいと気付かされたことがありました。「○円不足しているので本社に振り込んで下さい」と言われたのですが「何が不足しているのか明細書をお願いします」と伝えておきながら、頼りにしていた人でもあり、支払いに関するものは早く済ませてスッキリしたいという私の性格もあり、つい明細書をもらう前に送金してしまったのです。

 最近、直接現金を振り込むことは有り得ないと聞き「ひょっとして騙されたかも?」と、ちょっとのんき過ぎますがやっとその件を思い出しました。あれ以来そういえば明細書も送ってきていないことに気付いたのですが後の祭りでしょうか。また、ボケボケな私が顔を出してしまったのです。

 

 最近は都会から電話がかかって来るだけでオレオレ詐欺かも知れないと思い込んでしまい、内容を最後まで聞かないうちにこちらから切ってしまうこともあります。大事な電話だったかもしれないのにと思いながらも、過敏になってしまっているのです。自分に不利なことが起きて、やっとのことで目が醒めても、今度は極端な程ギンギラギンになってしまうのです(これも一種の防衛反応だと思われます)。何故このような日本になってしまったのでしょうか。昔の人が良く言っていました。「恥を知れ!」

 

 脱線してしまいましたが、つまり施術を受けるにしても、人に迷わされず危害を回避するためにも、防衛手段として自分で立ち止まって物事を見て考える必要があると言いたいのです。

 

 施術に関しては、施術者が持っているものが国家資格だから良くて認定資格だから悪いということではないと思います。施術院の規模が大きいから良くて小さいから悪いという評価も有り得ないのです。また、有名人に施術をしているから良いという情報にも釣られてはいけません。施術者の何を見て選ぶかです。よく考えてみましょう。

 

 施術者側に立つ方は、〈施術者〉として人のからだに触れるわけですから、常に慎重であるべきだということです。もちろん私も施術者ですから、私自身にも言えることです。

 

 正直なところ、体内のことを知れば知るほど、人のからだに触れることが怖くなっていきます。でも、何も知らなければ怖いものなどないのですから、どんな手技でも平気で使ってしまいます。それこそが“本当に怖いところ”なのです。

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